困りごと解決ガイド
犬・猫を飼えなくなったとき|相談前のチェックリスト
犬や猫と暮らし続けることが難しくなったとき、すぐに結論を出さなくても大丈夫です。まず「いつまでに」「何が難しいか」を書き出し、一時的に助けてもらう方法と新しい飼い主を探す方法を順に確かめましょう。このページは、相談の前に使える全国共通のメモです。自治体の窓口や引取り条件は地域ごとに異なります。
1.期限と今の安全を確認する
- □ いつまでに対応が必要か:今日中/数日以内/数週間以上
- □ 理由は何か:入院・介護、住居、費用、行動や病気、家族の事情など
- □ それまでに水・食事・安全な居場所・必要な治療を確保できるか
- □ 今日中に世話ができない場合、家族・知人、かかりつけ動物病院、住んでいる地域の動物愛護担当窓口に連絡できるか
体調に異常がある場合は、預け先探しより先に動物病院へ相談してください。動物を外に放したり置き去りにしたりしないでください。遺棄は法律で禁止されています。
2.暮らしを続ける方法を確かめる
困りごとの原因が一時的なら、預ける期間と費用を先に確認します。解決策は事情によって変わります。
- □ 入院・出張:家族や知人の協力、一時預かり、ペットホテル、シッターを比較する
- □ 住居:転居までの預け先、ペット可物件への移動時期を確認する
- □ 費用:継続に必要な月額、頼れる人や相談先を整理する
- □ 行動・病気:かかりつけ動物病院や行動の専門家に、対応方法を相談する
一時預かりでも、受け入れる動物種、持病・投薬への対応、夜間の体制、総額を事前に確かめましょう。飼い続ける方法と相談先を詳しく見る
3.新しい飼い主を探す準備
続ける方法を確かめても難しい場合は、期限に余裕を持って新しい飼い主を探します。知人への相談や地域の譲渡支援を調べる際、次の情報を正確に伝えられるようにします。
- □ 動物種、年齢、性別、頭数、避妊・去勢の状況
- □ 持病・投薬・治療歴、ワクチン等の記録
- □ 性格、苦手なこと、人や他の動物への反応
- □ 食事、生活習慣、必要な用品、継続してかかる費用
- □ 譲渡先の飼育環境、家族の同意、継続して世話できる見通し
病気や行動上の注意点を隠さず伝え、会って確認する機会や引渡し後の連絡方法も話し合いましょう。環境省のマイクロチップ情報登録に登録済みの犬猫は、所有者が変わる際に変更登録の手続きも確認します。
4.自治体の窓口に相談する
相談窓口、引取りの可否、条件は自治体によって違います。窓口へ事前に連絡し、「住んでいる市区町村」「事情と期限」「新しい飼い主を探すために試したこと」を伝えてください。自治体への引取りが、その後の譲渡を保証するわけではありません。
例えば愛知県動物愛護センターは、譲渡を前提とした引取りは行わず、まず新しい飼い主を探すよう案内しています。同県内でも名古屋市などは所管窓口が別です。自分の住所を担当する自治体の公式案内を必ず確認しましょう。
相談前に書いておくメモ
対応が必要な日:________
犬・猫の種類/年齢/頭数:________
今、安全に世話できる期間:________
健康状態・投薬・通院:________
困っている理由:________
頼れる人・試した方法:________
相談したいこと:一時預かり/飼育継続/譲渡/自治体の窓口
よくある質問
今日から世話ができない場合は?
まず水・食事・安全な居場所と必要な治療を確保し、家族や知人、かかりつけ動物病院、住所地の自治体窓口へ事情と期限を伝えて相談してください。
自治体に連れて行けば、新しい飼い主が見つかりますか?
保証はありません。引取り条件も自治体ごとに異なります。先に公式案内を確認し、窓口へ連絡してください。
譲渡するとき、マイクロチップの情報はどうしますか?
環境省の登録制度に登録済みの場合、所有者の変更登録を確認します。登録証明書など必要な情報を、新しい飼い主に引き継いでください。
出典・情報確認
情報確認日:2026年9月26日。制度・窓口・受入条件は変わることがあります。相談前にお住まいの自治体と各事業者の公式情報をご確認ください。