夜間・休日に動物病院へ連れて行く方法
受入先への電話、症状の伝え方、移動手段、費用と持ち物を出発前の順番で整理します。
先に結論:夜間・休日は、向かう前に必ず病院へ電話し、動物種・症状・発症時刻・現在地・到着予定時刻を伝えて受入可否を確認します。診療時間内でも受付終了や診療対象外の場合があります。
迷わず電話したい症状の例
次のような状態は、自己判断で朝まで待たず、かかりつけ医または夜間救急病院へすぐ電話してください。
呼吸が苦しそう、倒れた、反応が弱い、けいれんが続く
止まりにくい出血、交通事故、落下、強い痛みが疑われる
毒物や異物の誤食が疑われる、何度も吐く、尿が出ない
短時間で状態が悪化した、飼い主が普段と明らかに違うと感じる
これは診断基準ではありません。電話口で動物病院の指示を受け、無理に飲食や投薬をさせないでください。
電話で伝えること
犬・猫などの種類、品種、年齢、体重、性別を伝えます。
いつから、何が起き、意識・呼吸・出血・嘔吐・排泄がどうかを短く伝えます。
持病、服薬、アレルギー、直近の処置、誤食した物があれば伝えます。
移動手段、現在地、到着までの時間、運ぶのに介助が必要かを伝えます。
「犬、10歳、約20kgです。30分前から呼吸が苦しそうで、今は立てません。○○市から車で約20分です。今から受診できますか」
受診先を探す順番
- かかりつけ医へ電話:留守番電話や公式サイトに夜間の提携先案内がないか確認します。
- 地域の獣医師会・夜間救急を確認:最新の受付時間と診療対象を公式情報で確かめます。
- 必ず病院へ直接電話:犬猫以外の動物、重症例、満床時は対応できない場合があります。
- 第二候補も用意:電話がつながらない、受入不可の場合に備えます。
東京都獣医師会も、夜間診療は来院前に必ず電話し、診療可能な動物種を確認するよう案内しています。
移動手段の選び方
出発しやすい方法。運転者とは別に見守る人がいると安心です。体を毛布やキャリーで安定させます。
予約時に動物の種類・大きさ・キャリーの有無を伝え、同乗条件を確認します。
大型犬や歩けない子にも対応する場合があります。夜間対応、介助、待機、料金を先に確認します。
夜間や救急では実施しない場合があります。利用可能か電話で確認します。
料金と支払いを出発前に確認
料金は病院や処置内容で異なります。電話では緊急性の判断を優先しつつ、受診前に分かる範囲を確認してください。
持って行くもの
- 診察券、ペット保険証、飼い主の身分証
- 現在の薬、お薬手帳、検査結果、紹介状
- 症状を撮影した動画、発症時刻や回数のメモ
- 誤食した物の袋・成分表示(安全に持参できる場合)
- キャリー、リード、タオル、毛布、汚れ対策のシート
よくある質問
電話がつながらないときは?
同じ病院へ何度もかけ続けるだけでなく、公式案内から第二候補へ連絡します。緊急症状がある場合は、オンライン情報だけで判断せず、電話がつながる救急病院を探してください。
犬猫以外も診てもらえますか?
病院ごとに診療対象が異なります。鳥、うさぎ、爬虫類などは、動物種を最初に伝えて対応可否を確認してください。
一人で運べない場合は?
家族や近隣の人、ペットタクシーへ介助可否を相談します。大型犬や寝たきりの子を無理に持ち上げず、病院にも運搬方法を確認してください。
朝まで待ってよいか分かりません
年齢、動物種、持病で緊急度は変わります。症状と発症時刻を伝え、動物病院へ電話で判断を仰いでください。
あわせて確認
電話がつながったら、出発前に控えること
複数の病院を確認したときに、行き先や受付条件を取り違えないためのメモです。メモを完成させるために受診を遅らせないでください。
- 受け入れを確認した病院名・電話番号:【 】。
- 確認した時刻・案内された到着時刻:【 】。
- 夜間の入口・駐車場所・到着時の連絡方法:【 】。
- 病院から指示された持ち物・移動中の注意:【 】。
- 到着が遅れる場合の連絡先:【 】。
診療対象や受入状況は電話で確認した内容に従います。最初の電話で伝える症状のメモも用意しています。
案内追加:2026年10月7日
編集:ペット困りごとナビ。情報の確認・訂正と広告掲載の方針